講師陣
寺田愛(Ai TERADA)
フルート講師
茨城県出身。9歳よりフルートを始める。桐朋学園大学付属子供のための音楽教室を経て、2009年桐朋学園大学音楽学部演奏学科卒業。同大学の推薦を受けて第36回デビューリサイタルに出演。同年8月より渡仏し、フランス国立オールネイ・スー・ボワ音楽院(Conservatoire de musique et de danse a rayonnement departemental d'Aulnay-sous-Bois) においてパトリック・ガロワ氏に師事する。同音楽院最終課程を満場一致で Prix d'Excellenceを得て修了。併せてピッコロ、室内楽共に修了。渡仏中オランダ・フルート・アカデミーにてエミリー・バイノン氏に師事。
これまでにフルートを市毛里香、野口龍、瀬尾和紀、パトリック・ガロワの各氏に、ピッコロをピエール・キャロン氏に、室内楽を白尾彰、一戸敦、神田寛明、有田正広、藤井一興、篠崎史子、アン・ビアンコの各氏に師事。
現在、ソロ、室内楽、オーケストラ客演等幅広く活躍している。2016年初のソロアルバム「エリオトロープ」発売。
2014年度より秋吉台ミュージック・アカデミー講師を務めるなど後進の指導にも力を入れている。
瀬尾和紀
(Kazunori SEO)
フルート特別講師
1974年、北九州市出身。1998年、パリ国立高等音楽院フルート科を首席で卒業すると同時に、ニールセン、ランパル、ジュネーヴなどの国際コンクールで立て続けに受賞し、現在に至るまでソリストとしてフランスと日本を行き来しながらヨーロッパ諸国やアメリカ、カナダ、チリ、また中国、台湾、韓国などのアジア諸国において演奏活動を行い、各地の音楽祭や国際コンクールの審査員としても招かれている。日本においても、東京都交響楽団、読売日本交響楽団、新日本フィル、東京シティフィル、大阪フィル、広島交響楽団、九州交響楽団、札幌交響楽団などより招かれ共演している。
近年はフルーティストとしての活動以外に編曲、指揮、また共演ピアニストとしての活動の場を広げ、音楽アカデミーの主宰、CDレーベル≪Virtus Classics≫を立ち上げレコーディング・プロデューサーの活動も含め様々な企画、演奏に音楽界の話題を呼び、多事多端。
現在、秋吉台ミュージック・アカデミー音楽監督、名古屋音楽大学客員准教授。これまでに京都芸術祭賞(1999年)、北九州市民文化賞(2000年)、福岡県文化賞(2004年)をそれぞれ受賞。
瀬尾和紀オフィシャル・ウェブサイト
瀬﨑 明日香
(Asuka SEZAKI)
ヴァイオリン特別講師
東京藝術大学附属音楽高等学校を経て同大学を首席卒業。学内にて福島賞、NTT - docomo賞受賞。パリ国立高等音楽院大学院ヴァイオリン科、室内楽科を修了。明治安田生命クオリティオブライフ財団奨学生、文化庁派遣芸術家在外研修員として、R.パスキエ、J.J.カントロフ、C.イヴァルディ各氏のもとで研鑽を積む。
宝塚ベガ音楽コンクール第1位、第64回日本音楽コンクール第1位。千葉市功労賞受賞。L.モーツァルト国際コンクール第3位、ヴィエニアフスキ国際コンクール第4位、トリエステ国際室内楽コンクール最高位受賞、フォーバルスカラシップ・ストラディヴァリウスコンクール優勝、1697年製ストラディヴァリウス“レインヴィル”を2年間貸与。ラヴェルアカデミーにてシブール市賞、ラヴェル賞受賞。青山財団よりバロックザール賞受賞。
これまでに日本の主要オーケストラやミュンヘン放送響、ブルターニュ響等と共演。海外では、アメリカやヨーロッパ各地でコンサートを行う。
2005年帰国。意欲的に日本全国各地でソロ、室内楽、オーケストラとの共演等で活動を展開。都民芸術フェスティバル、トッパンホールのエスポワールシリーズリサイタル第5代目アーティスト。
2007年ALMコジマ録音よりイザイ無伴奏ソナタ全曲(レコード芸術特選)、'08年サンサーンス作品集をリリース。